一般的に、移動販売の収支構造は
売上を100とした場合、
原価 30
場所代 15
その他経費 5
利益 50
みたいなことが言われています。
1日に20,000円売上れば、10,000円の
儲けじゃんっ
コンビニのバイトよりいいんじゃね?
的な発想になっても不思議ではありません。
実際、FCの収支シミュレーションをみても
月の売上が100~300万円程度に設定されていて
利益も50万~100万円なんて感じで紹介
されています。
平日20,000円売り上げるのが、どんなに大変
なのかは知る人のみぞ知るって感じでしょうか・・・
さて今回は、原価に含むのか、その他経費に
含むのかは別として、商材の原材料費以外に
どういった経費があるかを紹介したいと思います。
各項目ごとの考察は追々綴って参りたいと
思います。
1.場所(出店費用)代
2.ガソリン代(出店場所往復・買い出し)
3.ガソリン代(発電機)
4.交通費(打ち合わせで公共交通機関利用や有料道路利用時)
5.燃料費(LPG・カセットボンベ)
6.飲食費(出店中の食事代)
7.容器代
8.割り箸・スプーン・ストロー等
9.テイクアウト用袋等
10.ゴミ用ポリ袋
11.食品包装用ラップ類
12.ペーパータオル・キッチンタオル・ビニール手袋
13.消毒用アルコール
14.食材等ネット注文時の送料
15.駐車場代(月毎)
16.通信料(月毎)
17.PL保険料(年毎)
18.自動車保険料(年毎)
19.自動車税(年毎)
20.車検(2年~)
21.検便費(半年毎)
22.営業許可証更新費(5年毎)
23.OA用品
用紙
カラープリンタ用インク
ラミネートフィルム
文房具類
24.販促用品
BGM用CD費(レンタル費)
のぼり
25.原価償却費(移動販売車)
その他、仕込み場所があれば、
賃料・水道光熱費・火災保険料が
発生し、FCであればロイヤリティー
やリース料がプラスされます。
これらを全て考慮したうえで、
損益分岐点を計算してみることを
オススメします。
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